アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画の新作/旧作を連続上映、大裏街道映画フェスティバル〈UNDERDOCS〉開催

今年9月にシネマート新宿・シネマート心斎橋で開催され、連日音楽ファン、映画ファンを熱狂させた地下ロック・ドキュメンタリー映画フェス〈UNDERDOCS(アンダードックス)〉が、吉祥寺・京都・名古屋・福岡でも開催される。

メジャーで大衆的な音楽映画が劇場で注目を集める中、シネマート新宿が放つ真逆の新企画。

まだ日本で紹介されていない新作、長年上映されていない旧作など、地下にうごめく数々のアンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画にスポットライトをあてた期間限定の特集上映が〈UNDERDOCS(アンダードックス)〉だ。

今回は、ロックの殿堂入りを果たした女性ギタリストでありロックンロールの象徴ともいわれるジョーン・ジェットの半生を描いた新作ドキュメンタリー映画『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』などを引っ提げ、アップリンク吉祥寺/アップリンク京都/名古屋シネマテーク/福岡KBCシネマなどで開催。

ライヴに行けない各地のロックファンには是非とも楽しんでいただきたい。


<各劇場での上映日程/上映作品>

■アップリンク吉祥寺
11月27日(金)『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』
11月28日(土)『デソレ―ション・センター』
11月29日(日)『D.O.A.』
11月30日(月)『ザ・ストーン・ローゼス:メイド・オブ・ストーン』
12月1日(火)『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』
12月2日(水)『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』
12月3日(木)『地獄に堕ちた野郎ども』
12月4日(金)~12月10日(木) 『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』

■アップリンク京都
12月4日(金)『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』
12月5日(土)『デソレ―ション・センター』
12月6日(日)『D.O.A.』
12月7日(月)『ザ・ストーン・ローゼス:メイド・オブ・ストーン』
12月8日(火)『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』
12月9日(水)『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』
12月10日(木)『地獄に堕ちた野郎ども』
12月11日(金)~12月17日(木)『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』

■名古屋シネマテーク
12月12日(土) 『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』
12月13日(日) 『デソレーション・センター』
12月14日(月) 『デソレーション・センター』
12月15日(火) 『D.O.A.』
12月16日(水)『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』
12月17日(木) 『ザ・スリッツ:ヒアー・トゥ・ビー・ハード』
12月18日(金) 『地獄に堕ちた野郎ども』
12月19日(土) 『ザ・ストーン・ローゼス:メイド・オブ・ストーン』
12月20日(日)~12月24日(木)『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
12月25日(金) 『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』

■福岡KBCシネマ
12月12日(土)『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
12月14日(月)『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
12月15日(火)『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』
12月16日(水)『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』
12月17日(木)『D.O.A.』
12月18日(金)『デソレーション・センター』

オフィシャルサイト:UNDERDOCS.JP


<上映作品>

『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
新作|日本初上映

2018年サンダンス映画祭正式出品。70年代末に日本で大ヒットしたバンド、ザ・ランナウェイズの元中心メンバーであり、<ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ>としてソロ活動を続け、2015年にはロックの殿堂入りを果たした、女性ギタリストでありロックンロールの象徴ともいわれるジョーン・ジェットの半生を描いたドキュメンタリー映画。
2018年|アメリカ映画|95分|BD|原題:BAD REPUTATION
© 2018 Bad Reputation LLC
出演:ジョーン・ジェット、ビリー・ジョー・アームストロング(GREENDAY)、デビー・ハリー(BLONDIE)、マイケル・J・フォックス、イアン・マッケイ(FUGAZI)、イギー・ポップ、マイク・ネス(SOCIAL DISTORTION)、ピート・タウンゼンド(THE WHO)、マイリー・サイラス、クリステン・スチュワート 監督:ケヴィン・カースレイク

『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』
新作|日本初上映

1974年結成、オーストラリアのパンク・ロックバンド、レディオ・バードマンの歴史を網羅。セインツと並びオーストラリア・パンクを世界に知らしめ、ストゥージズの荒々しさとラモーンズのシンプルさをミックスしてオーストラリア特有の哀愁のメロが印象的な彼らの知られざる活動の軌跡。
2018年|オーストラリア映画|109分|BD|原題:DESCENT INTO THE MAELSTROM
© LIVING EYES PTY LTD 2018
出演:RADIO BIRDMAN 監督・製作・編集:ジョナサン・セクエラ

『デソレーション・センター』
新作|日本初上映

米国の砂漠地帯で行われている巨大フェス、コーチェラ・フェスティバルやバーニングマンの元祖であり、80年代に初めて南カリフォルニアの荒廃した砂漠で実施されたライヴイベント<デソレーション・センター>の知られざる模様を貴重な映像と共に追ったドキュメンタリー映画。LAパンクの面々の他ソニック・ユース、更に日本では映画『半分人間』(石井聰亙監督)で知られるインダストリアルミュージックの重鎮ノイバウテンが参戦、凄まじい奇天烈なライヴを繰り広げる。
© 2018 MU PRODUCTIONS.
2018年|アメリカ映画|93分|BD|原題:DESOLATION CENTER
出演:SONIC YOUTH、MINUTEMEN、MEAT PUPPETS、SWANS、REDD KROSS、
EINSTURZENDE NEUBAUTEN、SRL、SAVAGE REPUBLIC 監督:スチュワート・スウィージー

『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』
新作|日本初上映

1986年~1996年まで活動、ニューヨーク出身のバンド、ジョウブレイカーの軌跡を追ったドキュメンタリー映画。90年代に拠点をサンフランシスコに移し、インディーズバンドとして絶大な支持を集めるも、95年、メジャーレーベルのGeffenからアルバムを発表、凄まじいバッシングを受けて翌年解散、この顛末がすべて描かれている。監督・プロデューサーは『ミニットメン:ウィ・ジャム・エコノ』(2005年)のチーム、ティム・アーウィン&キース・スキエロン。
2019年|アメリカ映画|77分|BD|原題:DON’T BREAK DOWN:A FILM ABOUT
JAWBREAKER
© 2019 Rocket Fuel Films 出演:JAWBREAKER、ビリー・ジョー・アームストロン グ、スティーヴ・アルビニ 監督:ティム・アーウィン、キース・スキエロン

『D.O.A.』

19年ぶりの上映70年代末、イギリスを中心に世界的に吹き荒れたパンク・ムーブメントのコアであり、世界で最も過激だったバンド、セックス・ピストルズ初のアメリカツアーを中心に、デッド・ボーイズ、シャム69、ジェネレーションXなど、当時絶頂期を迎えていた様々なバンドを追ったパンク・ドキュメンタリー映画の決定打。アメリカでの異様ともいえる熱狂の中での、観客との暴力沙汰、極限まで張り詰めた緊張感と毒々しい空気を収録。
1980年|アメリカ映画|93分|BD|原題:D.O.A.: A Rite of Passage
© 1981 D.O.A. Productions © 2017 MVD Entertainment Group
出演:SEX PISTOLS、GENERATION X、THE CLASH、THE DEAD BOYS
監督・製作・脚本:レック・コワルスキー

『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』

1976年ワシントンDCにて結成。そのあまりに激しいライヴによりワシントンDCのライヴハウスシーンから締め出しを食らったという凄まじい伝説や、パンクとレゲエを縦横無尽に行き来するという唯一無二のスタイルを確立してその後の多くのバンドに絶大な影響を与え続けている、アメリカのロック史にその名を刻む重鎮バンド、BADBRAINSを追ったドキュメンタリー映画。
© 2012 PLAIN JANE PRODUCTIONS
2012年|アメリカ映画|104分|BD|原題:BAD BRAINS / A BAND IN DC
出演:BAD BRAINS、ヘンリー・ロリンズ(BLACK FLAG)、イアン・マッケイ(MINOR THREAT)、 BEASTIE BOYS 監督:マンディ・スタイン、ベンジャミン・ローガン

『ザ・スリッツ:ヒアー・トゥ・ビー・ハード』

世界初の女性のみのパンクロック・グループ、スリッツの歴史を70年代中頃のバンド結成時から、解散以後のメンバー個々のストーリー、2005年の再結成、そして2010年、本作の制作中に癌でヴォーカルのアリ・アップが亡くなるまでを追ったドキュメンタリー。アリ・アップの言葉が最も端的に作品を表わしている。「私は人に好かれようと思ってここにいるのではない。私は人に聴いてもらう為にここにいるの」。
2017年|イギリス映画|86分|DCP|原題 HERE TO BE HEARD: THE STORY OF THE SLITS
© Here To Be Heard Limited 2017
出演:ドン・レッツ、ヴィヴ・アルバータイン、ポール・クック、アリ・アップ、デニス・ボーヴェル、テッサ・ポリット、ケイ ト・コラス、バッジー 監督:ウィリアム・E・バッジリー

『地獄に堕ちた野郎ども』

1976年結成、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュと共にロンドンの3大パンクバンドのひとつに数えられるザ・ダムド。現代にいたるまで大きな影響を及ぼしているにもかかわらず、商業的な成功とは無縁のバンド。それは複雑な歴史、数えきれないメンバーの出入り、そして何よりも40年を経た今なお現役であり“伝説”と化していないことが大きな要因であろう。本作は満を持してのダムドを題材とした史上初の映画作品。バンドの、全体を把握することが不可能ともいえる難解な歴史と、メンバー間のもめごと、ダークサイドまでをストレートに伝えてしまった。
2015年|アメリカ映画|110分|BD|原題:THE DAMNED:DON’T YOU WISH THAT WE WERE DEAD
© 2015 Damned Documentary LLC.
出演:THE DAMNED 監督:ウェス・オーショスキー

『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』

マッドチェスター・ムーヴメントの中心的存在として全世界の音楽シーンに多大なる影響を与えたザ・ストーン・ローゼズの、96年の解散から15年後の2011年10月18日、再び始まった活動を記録。サッカーと音楽しか成り上がる手段がなかったマンチェスターのワーキング・クラス出身の4人による感動的な再会劇から初めて明かされるその裏側、彼らを人生の一部として愛するファンの素顔を鮮烈に描き出す。
2012年|イギリス映画|100分|DCP|原題:THE STONE ROSES:MADE OF STONE
© Channel Four Television/BMSW Ltd. and Warp 1989 Ltd. 2013.
出演:THE STONE ROSES、リアム・ギャラガ―、エリック・カントナ 監督:シェイン・メドウズ