シド・ミード没後一周年の追悼企画として展覧会図録「愛蔵版」が再リリース、幻の『ショルダー・オブ・オリオン』を世界初収録

2019年12月に逝去した工業デザイナーの巨匠シド・ミード氏の没後一周年特別企画として、同年4月開催の「シド・ミード展」図録が、増補改訂し、追悼の意を込めた〈愛蔵版〉としてリリースされる。

世界に冠たるインダストリアルデザイナーにして数々の映画に卓越したデザインを提供したシド・ミード。2019年12月30日、奇しくも映画『ブレードランナー』の設定年に86歳で亡くなった。

2019年春には、彼の代表作が一堂に会する展覧会「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が東京で開催され、ミード氏もその成功を「人生最高のキャリアだ」と大変喜んだという。

シド・ミード展では来場者のためにオールカラーの図録がリリースされたが、好評により会期半ばで品切れ。閉幕後に再販された改訂版や増刷も完売となっていた。

そこで、展覧会図録を大幅にアップデートした〈愛蔵版〉として「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」図録が再リリースされる。

さらに本作には、幻の『ショルダー・オブ・オリオン』を世界初収録。

空輸後に開封された「ショルダー・オブ・オリオン」

シド・ミード展において自選作品「PROGRESSONS」の最後を飾るタイトルながら、自身の思い入れの深さから会場限定で公開され、図録への掲載が許されなかった絵が「ショルダー・オブ・オリオン」。映画『ブレードランナー』の終盤でレプリカントのロイ・バッティが、死の間際に語る光景を描いたもの(2011)。

ロイが目撃した信じられない出来事の一つが「オリオン座の肩で燃える宇宙船」であり、その思い出も「雨の中の涙のように消えていく」と悲しむ名台詞がインスピレーションとなって、本作は誕生したという。

映画のオマージュを超えて、未来への遺産とも言えるこの作品にミード氏が託した想い。没後一周年という特別な機会において、それを後世に伝える時が来たというシド・ミード社の厚意により、世界で初めてこの〈愛蔵版〉での掲載となった。


<商品仕様>

「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」図録〈愛蔵版〉

ハードカバー(PP加工・箔押し)/A4変型判(266×306mm)/本文136P(増補8P)/価格:7,480円(税込)

初回封入特典:特製ポストカード&クリアしおり
初回予約締切:2020年12月30日(水)
発売日:2021年2月中旬予定
発行:株式会社スカイフォール
※写真はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
※〈愛蔵版〉を確実に入手するにはシド・ミード2020ショップ(e+Shop)などでご予約ください。

▼お申し込みはこちらから
シド・ミード2020ショップ(e+Shop):https://shop.eplus.jp/sydmead/

<〈愛蔵版〉5つのポイント>

①門外不出の「ショルダー・オブ・オリオン」を世界初収録
これまで展示のみで図録への掲載が一切許されなかった「ショルダー・オブ・オリオン」。シド・ミード氏が映画『ブレードランナー』に捧げて描き上げたという本作の準備稿、線画、完成稿を今回全て収録。これは、正式な許諾を得た世界初にして唯一のオフィシャルブックとなる。

②引退後の最後のスケッチを特別収録
展覧会の終了後、代表作の一つ「メガコーチ」を立体化して、ラジコンカーとしてミード氏にプレゼントしたところ、後日感激したご本人から改良点を示すアイデアが送られてきた。引退後に描かれたこの未公開スケッチも本書にて収録される。

③追悼本にふさわしい豪華装丁
これらの貴重な作品や展覧会の総括などを含む8ページの増補改訂を施し、銀の箔押しをあしらったハードカバーの特別仕様でお届け。

④初回生産分には二種の封入特典つき
12月30日(水)までに予約すると、初回封入特典として特製ポストカード&クリアしおりをゲットできる。期日を過ぎてのご注文は特典なしでの出荷となってしまうので、お申し込みはお早めに。

⑤没後一周年限定で「クロノアート」に〈愛蔵版〉を同梱
シド・ミード氏も認める高精彩複製画「クロノアート」全18点(各2サイズ)またはアソートセットのいずれかを12月30日(水)までに申し込むと、購入者特典として1オーダーにつき1冊の〈愛蔵版〉をプレゼント。
(なおクロノアートは受注生産商品につき、ご注文から発送まで準備に13週間ほどかかります。ご了承ください。)


<プロフィール>

シド・ミード/ビジュアル・フューチャリスト
1933年7月18日、アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。
フォードのカーデザイナーとしてキャリアを出発させた後、1970年にシド・ミード社を設立。未来志向でリアルなビジョンの数々は、彼を瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへと押し上げる。
その活躍は工業デザインの領域に留まらず、70年代後半から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げた。『スター・トレック劇場版』(米79)『ブレードランナー』(82)『トロン』(82)『2010年』(米84)『エイリアン2』(85)など、誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンドである。
近年も『ブレードランナー2049』(17)への参加が話題を呼ぶ。日本のクライアントとの仕事も多く、なかでも『YAMATO2520』(95)や『∀ガンダム』(99)というアニメの二大プロジェクトが印象深い。
2016年、アメリカの視覚効果協会主催のVES賞特別功労賞「ビジョナリー賞」を受賞。
2019年9月18日に公式に引退を表明後、同年12月30日永眠。(86歳没)


<追加情報>

世界初公開、秘蔵の記録映像「シド・ミード展VR」も解禁
開幕直前の展覧会を360度カメラ(マーターポート)で撮影した秘蔵の記録映像が、シド・ミード氏の没後一周年を前に、シド・ミード2020ショップ(https://shop.eplus.jp/sydmead/)にて特別公開。PC・スマートフォン・タブレット・VRゴーグルなどで準備中の会場を自由に歩きまわり、臨場感あふれる場内の光景を3DビューまたはVR映像で楽しむことができる。

※3DビューはPC・スマートフォン・タブレットでご覧ください。VR映像の鑑賞にはVRゴーグルほか専用機器が必要です。
※展示作品のなかには光の反射が強く、見づらい場所があります。予めご了承ください。

©Syd Mead, Inc.
©TFC/Supervised by SHOJI NISHIZAKI
©SOTSU・SUNRISE


<関連情報>

●シド・ミード没後一周年特設サイトがオープン
株式会社スカイフォールは没後一周年に向けて、図録〈愛蔵版〉の発売を軸としてクロノアートの受注再開、シド・ミード展VRの解禁など、シド・ミード2020プロジェクトを再起動。最新情報をまとめた特設サイトを11月12日(木)19時からスタートする。
https://skyfall.me/sydmead2020/anniversary/

●奈良 蔦屋書店にて「シド・ミード回顧展2020」開催
没後一周年を機に巨匠が描いた「未来」を振り返るこの回顧展は、シド・ミード展キュレーターの松井博司氏が企画し、奈良 蔦屋書店が主催するここだけの特別なフェア。個人蔵の松井コレクションを中心に、日本の様々なプロジェクトを手がけたミードデザインの一端を紹介している。期間は11月25日(水)から12月8日(火)まで。入場無料。
https://store.tsite.jp/nara/event/shop/16670-2028101022.html

●WOWOWドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」再放送決定
12月2日(水)21時15分よりWOWOW「ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年」の再放送が決定。2012年放送の同番組で描き下ろした「WOW Future City 2042」は、昨年のシド・ミード展で来日した。没後一周年で巨匠を偲ぶプログラムとなっている。
https://www.wowow.co.jp/detail/101842/